耐震構造の代表的なもので写真のような、構造用合板
があります。
正確に言うと、構造耐力壁 ノボパン(商品名)
です。
これは、合板ではなく圧縮された木片を固めたボードです。
多くの工務店、ハウスメーカーが採用しています。
厚みは9㎜あります。
特徴は、釘の施工ピッチによって耐力の数値(壁倍率)が
変わります。
要するに、釘を細かく打てば、強固な壁になる。ということです。
それでは、たくさん釘を使ってさらに強くすればいいじゃないか
というと、そうはいかないのです。それに伴って基礎に固定
する金物が大きくなってくるんですね。
写真の右下に写っている金物です。ホールダウン金物と言います。
まあ、耐力壁は、バランスが重要なので、一部分を強くしても
家全体は、強くならないんです。揺れ方に偏りが発生して逆に
危険な場合もあるので、重要な部分ですね。