浴室は在来工法・ユニットバスどちらが良いの?

浴室のリフォームは、よくある工事ですが、皆様のお住いの浴室は

在来工法ですか?ユニットバスですか?

どちらが、浴室としては良いのでしょうか?

在来浴室のメリット、デメリット。

ユニットバスのメリット・デメリットについてお話します。

 

 

一昔前は、戸建て住宅の浴室といえば、タイルの床にタイルの壁の在来工法が

主流でした。

 

在来工法のメリットは、何でしょうか?

工事期間は、掛かりますが自由なデザインが実現でき好きなタイルを使用することが

可能ですので、設計士さんの入っている住宅などは、在来が多いようです。

デザインの可能性が大きく、自由な浴室が制作できるところでしょうか。

逆に、デメリットは何でしょうか?

やはり、経年変化でのタイルの劣化、ヒビ、目地の欠落、コーキングの剥がれなどによって

水漏れ、内部の腐りなどが起こる可能性があります。

マンションなどは、下の階への影響などが心配になりますよね。

戸建て住宅も土台や柱の腐食とシロアリの影響などが払拭できません。

 

現在の住宅の主流は、ユニットバスです。

では、ユニットバスのメリットとは何でしょうか?

まずは、工事期間の大幅な短縮です。実際、1日で組みあがって完成してしまいます。

在来は、1週間以上かかります。

タイルなども、工場でパネルに張ってあるものを組み上げるので、継手が少なく

水漏れのリスクも軽減されます。

床も、防水パンと呼ばれる構造で、パネルからの水漏れがあっても排水管に

流れるような構造になっていて水漏れは基本的にしません。

また、内部のパネルは速乾性があり、掃除が楽でカビが生えずらい仕組みになっています。

では、デメリットは何でしょうか?

大きさが、決まっていますので選べる商品が限定されがちです。

また、タイルやパネルなどの仕上げ材は、メーカー指定のカタログ以外からは

選択できないので、デザインの自由度は低いと言っても間違いではありません。

 

どちらにしても、メリット・デメリットがご自分のライフスタイルとあっているかどうかで、

選択されれば、間違いは無いと思います。

存分に迷って、素晴らしい浴室を作りましょう!