水道配管は、給水管・給湯管・排水管と大きく分けるとこうなりますが、
給水管・給湯管は、写真の青色の管と赤色の管がそれです。
お察しの通り、青色が水、赤色がお湯となります。
この管は、耐熱性のポリビニール管で出来ています。
1か所から器具まで継手なく配管されます。ポリなので、曲がりも自由に
なりますから、狭いところも配管可能ですし水漏れのリスクも少ない管です。
昭和時代は、鉄管で現場でねじ切りして継手を作って配管していました。
なので、時間もかかるし鉄は錆びるので、後々のメンテナンスが大変でした。
排水管は、塩ビ製の配管です。
この写真の黒っぽい配管とグレーの配管が排水管になります。
もともとの塩ビ管の色はグレーで全てが同じです。
この写真の配管は、防音被覆が施工されています。
水を流した時の流水音を軽減します。
音ナインという商品です。
これは、かなり地味な部品で一般の方は全く知らないのでは
ないでしょうか?
しかし、この商品の効果は絶大で、ほとんど音はしないといっても
過言ではないと思います。
当初物件では、すべての住宅で採用しております。地味ですが・・・
又、この部品ですが、排水管の中間に取り付けてあります。
何かというと、排水の空気を逃がす弁です。
お風呂の排水やトイレの排水を流した時に空気まで一緒に運んで
しまい、器具の排水トラップの水がなくなってしまったり
ボコボコっと大きな音が洗面器からしたりなどの現象を無くす
作用があります。
とても大切な影の部品の一つです。
みんなは知らないけど 大切な部品がいっぱいあるんですね~
住宅も地味に進化しているんですね。