基礎の一発コンクリート打ちで作った基礎の写真です。
下の写真は、他社の施工した2度打ちの基礎完成写真の一部です。
ベースと立上りのコンクリート接続部分に違いがあるのはお判りでしょうか?
継手の部分は、ジャンカと呼ばれる現象が出ています。
雷おこしのような形状になることを言います。
また、枠をセットしたセパ穴となるものも確認できます。
でも、これが一般的な基礎の仕上がりですよ。
これが汚いとか、NGだどかのレベルではなく、普通です。
最後に、モルタルで化粧してしまうので、見た目はわかりません。
一発打ちの基礎も最後は、モルタルで化粧しますので
見た目は、変わりません。
これが、良いのかどうかはいろいろな意見があるので
何が良いかは、自己判断でお願いします。
当社は、一発打ちも2度打ちも行います。
2度打ちだと、コンクリートの打設時に使うポンプ車が
2回使用するので、1発打ちのほうが安くできるのでは?
と、言われることがあります。
しかし、1発打ちになると枠を固定するための専用金具と
施工手間が、どうしても必要になり(上記のイラスト)この分の
金額が、およそポンプ車と同等の価格になるようです。
結果、同じぐらいの価格か多少高価になるようですね。
現場状況によっても変化します。
どちらも、メリットとデメリットがあるので
一概に決めないで、その住宅に見合う形状を
探して採用してください。