外壁下地のダイライトのお話

先日上棟した現場は、外壁の下地のダイライトを張り始めました。

外壁の下地材は、何種類かあります。

 

今回は、主な下地材を3種類ご紹介します。

まずは、上の写真のダイライト。

これは、当社の標準仕様となっていますが、

特徴は、火に強い。

水に強い。

シロアリに食害されない。

となっています。

原材料が、鉄鋼スラグから出るロックウール(鉱物繊維)と火山性ガラス材料(シラス)

を使っているため、火やシロアリに強いそうです。

確かに、防蟻剤はダイライトには不要ですからね。

 

 

そして、ノボパン。

うえの写真です。

この製品の特長は

リサイクル製品 解体材料や残材などが原料

遮音性に優れる。

火には強くないです。

水にも合板に比べて弱くはないです。

ツーバイフォー住宅には、盛んに使用されていますね。

施工性と価格も使いやすいので、使用されているのでしょうね。

ただ、透湿抵抗が少し高いので、気になると考えてしまいます。

 

 

最後は、構造用合板(ラーチ合板)です。

これは、最近使っているメーカーはいないんじゃないかな?

構造耐力壁には、十分使用可能。JAS規格ですもの・・

価格も一番安価で、使いやすい。

ただし、水には弱く雨に濡れると波打ってしまいます。

透湿抵抗も高いので、湿気を通しにくい材料と言われています。

壁内結露が心配ですね~

 

価格は、

ラーチ合板<ノボパン<ダイライト

となります。

 

透湿抵抗値(大きいほうが湿気を通しにくい=壁内結露しやすい)は、

ダイライト<ノボパン<ラーチ合板

となります。