茅ヶ崎市のお客様から、洗面室の天井から雨漏りしてきて…
とご相談を受け、状況を確認しに大工さんと伺ってきました。
水滴が床まで垂れてきたのは、今回が初めて。
と仰っていましたが、天井の状態を見ると、漏れた部分にはくっきりと雨染みがあり、クロスにカビも発生していました。
洗面室は1階にあり、該当箇所の上は、下屋があってトイレ室になっています。
大工さんが怪しいと睨んだのは…
①2階トイレサッシまわりのコーキングの劣化
②下屋の取り合い部分
散水調査を行う前に先ずは、洗面室の天井を開口して、漏れ箇所を目視できるようにします。
内部にも雨染みを確認しました。
準備が整ったので、散水開始
2番目に怪しい下屋まわりから放水
10分程掛けてみましたが、無反応
次に、コーキングの劣化が目立つ、疑わしいサッシまわりへ…
コーキングの切れや、穴があり、睨んだ通り、散水から5分程で、でました!
すぐに散水を止めて、水滴が落ちてこなくなることを確認してから、開口した天井を仮で塞ぎ、原因であるサッシまわりのコーキングを打ち直して、天井の復旧を行います。
コーキングの耐用年数は5年程度、立地条件や日当たりの状況によっては、3年程度しか保たないこともあります。どこのお宅でも、起こりうることですので、気づいた時にでも、チェックすることをお勧めします。
(打って数年は、プニプニして、少し弾力があるのですが、だんだん固く痩せてきて、ヒビ割れや穴、最悪はコーキング自体が剥がれ落ちてしまいます)
また、外壁がサイディングのお宅では、サイディングの継ぎ目部分にもコーキングが打たれているので、そちらも一緒に見てみて下さい。この場合は、足場を組まなければ作業ができないので、一緒に外壁の塗装も行ってしまうのが効率的です。